まだ、プレイアフターコール読んでないの?マジ、ちょ〜良いからね!!って心のギャルが叫んでる
いや〜〜〜、またしても良い作品に出会ってしまった!!!!!
流行りのDom/Subには本当に無限の可能性を感じる……。
中でも、買った『プレイアフターコール』(著:オオタコマメ)がズど〜〜んと刺さったので、記録としてしたためます…。購入してからタイムラグがひどいのは、梅雨で体調がやられていました。笑
『プレイアフターコール』(著:オオタコマメ)
あらすじ
Dom性であることに嫌悪感を抱く倉科(攻め)は、品行方正な生徒会長の一色をDomであると思い込み、一方的な劣等感を抱えていた。ある日、一色が階段で倒れているのを見つけ、見過ごすこともできず介抱する。倒れていた理由を一色に問うと、実は一色がSubであることを知る…。
倉科は自分の勘違いで一色に冷たく接していたことに罪悪感を持つようになり、罪滅ぼしにとDomとのコミュニケーション不足から体調不良を起こしていた一色に対し、
「……俺とさ、やってみる?…プレイ」
と、プレイをすることを一色に提案する。体調管理のためのプレイ関係を築いた倉科であったが、一色に対する独占欲が次第に芽生えていく……。
ざっと、こんな感じです!
作品の属性
- Dom/Sub
- 優等生受け、イケメン攻め
- 純愛(ここ大事!!!!)
- 学園もの
表紙からもわかるのですが、黒髪メガネの美人さんが受けの優等生受け作品になります!とにかく、強調したいのは純愛!!!ということです。次に軽く魅力について、語っていきます〜。
Domでありながら、Domらしくない
Dom/Subなのに???!と思うかもしれませんが、ここがこの作品の核心とも言えるのでは??と思っています。
というのも、倉科は支配的な欲求があるdomでありながら加虐に恐怖を感じています。それが、たとえ相手が喜ぶと分かっていても、強い相手だとしても、手をあげるようなことはしたくない。
そんな考えから、倉科の優しさや相手を思いやる愛情を持っている人であることが伝わってきます。
そう言った人格だからこそ、第二性に対する劣等感が生まれていたのかもしれませんね。作品の中でも、一色への思いが一方的にならないように、大切に大切にしている姿が純愛!!!!という感じでと〜〜〜〜っても素敵でした。
小説のような表現
オオタコマメ先生はこの作品以外、単行本が出ていない??ぽいので統計的に話すのは難しいのですが、
モノローグ(セリフ以外の感情を語っている部分)の表現がとても小説的…!と感じました。いろいろな作家さんを読みますが、オオタ先生のようなモノローグは独特だな〜と思いました。モノローグによって、作品の雰囲気をバシッと締めてくれるorモノローグがより濃い世界観を生み出していると言った印象です!
なので、詩的な表現や綺麗で落ち着いた作品が好きという方にはイチオシしたいです!
色っぽい絵柄
最後に伝えたい魅力は絵柄です!!!
表紙を見たときに、絵柄が独特…!と感じました。
実際に読んでみると、注目したのはキャラクターの下まつげ!!この目元の書き方がキャラそれぞれに色っぽさを生み出していて癖になる〜〜〜というような絵柄です♡
さらに、服のシワ感や表情、そして校舎に差し込む光の陰影感。この3つの項目がすごく丁寧なタッチで漫画なのに実写に近い。そんな感覚になりました。
メインキャラ以外に、倉科が嫉妬の矛先を向ける保健医も現れるのですがサブキャラの見た目も魅力抜群です!
まとめ
ザザ〜っと感想をまとめてきましたが、優等生受けの純愛ものが好きな人には特に推したい作品でした!プレイもそこまで過激ではないので、読みやすいかな〜と思います!作家買いしたい!と思う魅力的な作品でこれからも楽しみです!!