愛と変、

BL漫画レビューします

まだ、プレイアフターコール読んでないの?マジ、ちょ〜良いからね!!って心のギャルが叫んでる

いや〜〜〜、またしても良い作品に出会ってしまった!!!!!

流行りのDom/Subには本当に無限の可能性を感じる……。

 

中でも、買った『プレイアフターコール』(著:オオタコマメ)がズど〜〜んと刺さったので、記録としてしたためます…。購入してからタイムラグがひどいのは、梅雨で体調がやられていました。笑

 

『プレイアフターコール』(著:オオタコマメ) 

f:id:aitohen:20210516191613j:plain


あらすじ

Dom性であることに嫌悪感を抱く倉科(攻め)は、品行方正な生徒会長の一色をDomであると思い込み、一方的な劣等感を抱えていた。ある日、一色が階段で倒れているのを見つけ、見過ごすこともできず介抱する。倒れていた理由を一色に問うと、実は一色がSubであることを知る…。

 

倉科は自分の勘違いで一色に冷たく接していたことに罪悪感を持つようになり、罪滅ぼしにとDomとのコミュニケーション不足から体調不良を起こしていた一色に対し、

 

「……俺とさ、やってみる?…プレイ」

 

と、プレイをすることを一色に提案する。体調管理のためのプレイ関係を築いた倉科であったが、一色に対する独占欲が次第に芽生えていく……。

 

 

ざっと、こんな感じです!

 

作品の属性

  • Dom/Sub
  • 優等生受け、イケメン攻め
  • 純愛(ここ大事!!!!)
  • 学園もの

表紙からもわかるのですが、黒髪メガネの美人さんが受けの優等生受け作品になります!とにかく、強調したいのは純愛!!!ということです。次に軽く魅力について、語っていきます〜。

 

Domでありながら、Domらしくない

Dom/Subなのに???!と思うかもしれませんが、ここがこの作品の核心とも言えるのでは??と思っています。

 

というのも、倉科は支配的な欲求があるdomでありながら加虐に恐怖を感じています。それが、たとえ相手が喜ぶと分かっていても、強い相手だとしても、手をあげるようなことはしたくない。

 

そんな考えから、倉科の優しさや相手を思いやる愛情を持っている人であることが伝わってきます。

 

そう言った人格だからこそ、第二性に対する劣等感が生まれていたのかもしれませんね。作品の中でも、一色への思いが一方的にならないように、大切に大切にしている姿が純愛!!!!という感じでと〜〜〜〜っても素敵でした。

 

小説のような表現

オオタコマメ先生はこの作品以外、単行本が出ていない??ぽいので統計的に話すのは難しいのですが、

 

ノローグ(セリフ以外の感情を語っている部分)の表現がとても小説的…!と感じました。いろいろな作家さんを読みますが、オオタ先生のようなモノローグは独特だな〜と思いました。モノローグによって、作品の雰囲気をバシッと締めてくれるorモノローグがより濃い世界観を生み出していると言った印象です!

 

なので、詩的な表現や綺麗で落ち着いた作品が好きという方にはイチオシしたいです!

 

色っぽい絵柄

最後に伝えたい魅力は絵柄です!!!

表紙を見たときに、絵柄が独特…!と感じました。

 

実際に読んでみると、注目したのはキャラクターの下まつげ!!この目元の書き方がキャラそれぞれに色っぽさを生み出していて癖になる〜〜〜というような絵柄です♡

 

さらに、服のシワ感や表情、そして校舎に差し込む光の陰影感。この3つの項目がすごく丁寧なタッチで漫画なのに実写に近い。そんな感覚になりました。

 

メインキャラ以外に、倉科が嫉妬の矛先を向ける保健医も現れるのですがサブキャラの見た目も魅力抜群です!

 

 

 まとめ

ザザ〜っと感想をまとめてきましたが、優等生受けの純愛ものが好きな人には特に推したい作品でした!プレイもそこまで過激ではないので、読みやすいかな〜と思います!作家買いしたい!と思う魅力的な作品でこれからも楽しみです!!

 

 

 

「おすわり、よくできました」は、Sub/Domの教科書!!!!

給料日が来たのでBLを買い漁る旅にでました。本屋をじっくり回ることができていなかったので、久々にホクホクな気分。

 

今日、レビューするのは『おすわり、よくできました』(著:三栖よこ先生)

この作品がDom/Subの本領発揮!という感じがして、興奮が凄かった……。

 

f:id:aitohen:20210516185727j:plain



元々、強気な受けが屈服するのが大好きな私。攻攻DSという属性に惹かれて、絶対購入するぞ〜〜〜と息込んでいた。

 

軽い感想と、魅力についてだーっと記録用ブログにしたためよう…。

 

 

 

『おすわり、よくできました』(著:三栖よこ先生)

あらすじ

サッカー選手の最上(受け)と医師の支倉(攻め)。恋愛スタンスが異なるあまりに、顔を合わせては喧嘩ばかり。いがみ合っていた中のはずなのに、夢で支倉にプレイをされる姿を見てしまう最上。タチ&ノーマルの俺が何で…!?と嫌悪感に浸る。

ある日、いつもの飲み屋に行くとそこには支倉がいて挑発的な態度に最上は一緒に飲むことにする。度重なる睡眠不足が起因となったか、悪酔いをしてしまう最上。

そんな最上を介抱しようと、手を貸す支倉。支倉がふざけて、「おすわり」と最上に対していうとゾーンに入ったようにいうことを聞く最上は、もっと命令して欲しいと感じるようになる。

突然の最上のsub属性に支倉は驚くが、 セーフワードを提示し最上とプレイを始める…。

ノーマルだった最上のsub属性の発覚、嫌いだった支倉と体のケアのためとプレイだけの関係が始まるが…!?

という感じのストーリーでした。

 

感想

攻め属性同士のCP!!わーいと飛びついたら、誠実なストーリーに頭をガツンとやられました……。

この作品の魅力は

 

  1. 最上の性格
  2. Dom/subのプレイ
  3. 本能と本質

 この3本立てです!一つ一つ、辿っていきます。

 

・とにかく、最上の性格がいい!!

強気な感じもありますが、最上は何に対しても真っ直ぐであろうとします。その性格から、元々、ゲイであった最上はサッカー選手としてそのことを隠すことなく公表し、正々堂々とあろうとしています。

 

その部分が、恋愛や第二性についてトラウマを抱えていた支倉にも少しずつ救いとなったのかな〜と思います。物事だけではなく、自分の感情にまっすぐ向き合う最上はみていて魅力を感じました!!

 

・Dom/Subとしてのプレイがと〜〜〜〜っても、濃い

様々なDom/Subものを見てきましたが、首輪をつける作品は初めて見ました……。(動揺)主と従の関係をプレイでしっかりと見せつけてくるので、食い入るように読みました。笑

しかし、一方で、二人はDom/Subとしては関係を気づいているのに、最上・支倉としての関係は一歩進んで二歩下がるよいうな進み具合…。そんな二人が素直に想いをぶつけていく過程がしっかり描かれていて、読み応えのあるストーリーでした!!!

 

・「本能と本質」

 

第二性があって好意を向けるのか、好意がある上で第二性があるのか…。という質問に対し、最上は全てが本能で説明できるなんて寂しい、理由なんか付けないで好きだということと向き合う。そんなふうに答えます。そこからも、最上の真っ直ぐな性格が感じました…。

 

そろりと余談を入れますが、これって異性愛や同性愛にも言えますよね。

 

やれ、生物学的だ非生産的だなんてどうでもいい。

 

何もかもを説明しようとするのは寂しいし、異性を好きになるのに説明が求められないのに、どうして同性を好きになるのには説明がいるのか?理由なんか、無理に付けずに感情に向き合うでいいじゃん〜〜〜と私は思います。

 

 

おわりに

 

「おすわり、よくできました」はDom/subとしてもBLとしても、気づきを与えるような作品でした!

 

少し、堅苦しく語ってしまいましたがストーリー満点!Sub/Domのプレイも魅力あり!キャラの個性あり!でしたのでとってもオススメです!!!!!

 

映画を見たような満足感を味わえるBLに出会った(放課後のエチュード 著:昼寝シアン)

BL漫画レビュー『放課後のエチュード』(著:昼寝シアン)

f:id:aitohen:20210511231449j:plain





Twitterでお見かけし、衝撃を受けて、お昼休みにすぐさま購入してきました!昼寝シアン先生の放課後エチュード。5月10日発売で当日に購入!アニメイト特典もゲットしちゃいました☺️

 

いつもは電子書籍派なのですが、サンプルに時点で絵の綺麗さと確立されたストーリーの予感がビビビっときたので手元に残したく紙書籍を購入しました。

 

読み終えても尚、本当に衝撃を受けた作品だったのですぐさまブログに書き起こしている次第です!

 

 

目次

 

 

あらすじとキャラ属性

とある芸術系高校のバレエ学科に所属する見延千裕(攻め)と、性格がキツイと噂の先輩でバレエの天才、一宮瞬(受け)。 一宮の天才的な表現力と圧倒的な存在感に一目惚れをする見延。そんな見延は学校の風習であるペア練習で、憧れの一宮との放課後レッスンのチャンスを手にする。バレエを通して過去への想いや葛藤を乗り越えていく青春ラブストーリー!といった感じのお話です。

 

キャラ属性としては、以下のような感じでした。(あくまでも私のイメージです…!)

  • 一宮 瞬(受け):ツンデレ、天才肌、黒髪、美少年、やや誘い受け要素あり

  • 見延 千裕(攻め):ワンコ攻め、がたいの良い攻め、一途、年下攻め

年上受けが好きな私はもうこの属性に歓喜しました…。

 

放課後のエチュードの凄さとは

もう何から言ったらいいかという感じではありますが、まずは何と言ってもストーリー性の高さ!!!!バレエを舞台に物語は進んで行きますが細か〜〜いところまでしっかりと描写されています。(私は一体、何目線なのか…ごめんなさい)次から私の熱弁、自己満の愛を叫んで行きます。

 

物語を動かす視線

特にこの作品では吹き出し(台詞)のないコマを大切に描いているような印象を受けました。バレエという演技の中で大切になってくる視線。2人の視線にコマが何度もズームアップされ、読んでいるこちらもゾクッとする表現力と世界観を魅せてくれます。それがいつしか一宮と見延という互いを引き寄せ、2人の中にある想いを変えていく様子が読み進めていくと感じられ、もはや漫画というよりは映像に近い感覚でした…!

 

骨格のリアリティ

次に読んでいて注目したのは骨格のバランスです。

普段、BL漫画で骨格に注目するのはH描写くらいだったのですが、本作では2人のレッスンや演技シーンなど物語のありとあらゆる部分で骨格の全体像やズームアップされる脚や腰など、様々なポージングでリアルな骨格が表現されています。その考え尽くされているバランス感に思わず惚れ惚れとしてしましました…!その要素がリアルな表現力を演出するだけでなく、一宮と見延の体格差を読み手に意識させるような描写にとてもドキドキしました!!!泣

 

ツンデレ黄金比!!2人のキャラ立ちも抜群!!

ここまで、表現や描写について熱弁してきましたが次に大きな声で主張したいのが一宮先輩のツンデレ具合!!!!!いや〜〜〜最高すぎ、ツンデレ黄金比が完璧!!グイグイ迫ってくる見延に、徐々にほぐれていく一宮先輩が本当に「猫ちゃん?あなたは猫ちゃんなの〜〜〜!???」となってしまいました。笑 それでいて妖艶な笑みや手つきで攻めを翻弄しちゃうのだから、恐ろしい!!スキィ!!😭

 

そしてそして、ツンデレな部分で魅了したと思えば、信念のある男らしさを見せてくる一宮先輩。どこまでも魅了してきます…。こういう部分がBLだから際立つ良さ!という感じがしますね。あくまでもBL。しっかりと男らしさを持った受けが攻めを惚れさせてしまう姿は何物にも変えがたいくらい素敵です。

 

受けの一宮先輩に注目してきましたが、攻めの見延のワンコ具合もす〜〜〜ごい!シッポが見える!眉毛下げてる!ワンコ!!なのに、真っ直ぐにイチ先輩に思いを伝えるのだから可愛すぎた…。そんな可愛らしさとは真逆の雄!!!という野獣の目をするからギャップに悶えます……。どちらのキャラも属性てんこ盛り!!キャラ立ち最高!という感じでした〜〜〜(歓喜

 

 

最後に

バレエについての知識なども作中でわかりやすく説明してくれるので、読み手が世界観を想像しやすい作品でした!!!

 

これは本当にすごいBLがきた、というかblと簡単に言いまとめていいのか??そんな気もしました。笑

 

続編もこれからあるということでとっても楽しみ!!

あ〜〜〜買ってよかった!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クソアンチ・ラブデストロイという めちゃくちゃ濃厚で性癖が軽く歪むBLを知っていますか……

TikTokがシャドウバンされ、早いものでもう2ヶ月半が経ちました……。私のアカウントはもう帰ってこないのでしょうか…。どうも、だんです。

 

一応、tiktokでも4月に購入したBL紹介をしたのですがあまりに素敵すぎてこれはブログでないと熱量が追いつかない!!!!と筆をとった4月新刊のオススメをご紹介します。

 

『クソアンチ・ラブデストロイ』(著:さきしたせんむ) 

 

 (amazon引用)

 

 さきしたせんむ先生は大好きで作家買いして、間違いなし!というえちえちな作家様です。今回は3ヶ月連続新刊発売ということでワクワクしながら4月を迎え、購入したこちらの作品。

 

まずは、簡単なあらすじから。

 

あらすじ 

文芸界における最年少記録を半世紀ぶりに更新し、大人気作家となった氷室龍臣(攻め)。彼の大ファンである田中浩平(受け)は、彼の作品を心から楽しみにしていたが数年前から新作を出す気配もなく、自己啓発本ばかりを書き連ねテレビ出演を繰り返す氷室にうんざりしいつしか過激なアンチと化してしまう。

 

自分の指摘に耳を傾けずいる氷室に我慢の限界となり、田中はついに氷室の自宅へ向かい殺害を決意する…。しかし、あっという間に形成は逆転し叩き潰され、氷室の言葉に踊らされる田中。「そこまで言うなら、本、書いてやろうか?」という言葉に有頂天になる田中だったが題材はボーイズラブ!?

 

愛するあまり、憎悪を増幅させ氷室から降り注ぐ暴力と快楽に溺れていく田中。互いに少しづつ興味を抱くようになり…。

 

といった感じの奇想天外なドタバタボーイズラブ!の作品です。実はこの作品、短編集で「殺し屋CP」や「大学生ヤリ友CP」、「長年お付き合いしているCP」などのストーリーも収録されているんです。

 感想

どれも濃くてエチエチなストーリーで今までのBLでは感じられなかった高揚感と、初めてのシチュエーションがバンバン降り注いでくるのでとにかく大満足の作品でした!泣

 

ちょっと、刺激が足りないな〜と感じる腐女子の方は絶対に読んでください。性癖歪みます。最高です。

 

さきした先生の描くBLはキャラがちょっとおばかちゃんな感じがあって、ギャク描写も多めなのでサクッと読めてしまうのに濃ゆ〜〜〜いHの描写がバンバン出てくるのでその緩急にやられまくります!!!

 

あとは何といっても、さきした先生の描く裸体は質感が抜群です!すらっとした美少年も好きなのですが、この作品のようにムチっとした肉感と膝や肩にあしらわれるハイライトとトーンが肉感の持つ艶やかさを引き立てていて、とても良い…(感動)

 

そして個人的に刺さる〜〜!というポイントとして、H描写がかなり丁寧であることです!どういうことかと言いますと、一般的に接吻→前戯→挿入→ピロトークのような流れが商業BLでは一般的ですよね。

 

さきした先生の作品はその一つ一つの流れに細かいセリフやSE音(漫画の用語がわからない…。台詞ではない音のことです)、さらには体位の移り変わりなどが細か〜く描かれています。その丁寧な描写によって、2人の間に流れる時間を同じ時の感覚で味わうことができてしまうのがとても良いんです…!

 

またストーリーに関しても、こんな設定は見たことないし妄想したこともない…というものばかりなので全作品本当にオススメです。

あ〜なんか、BL買いたいけど、何買うか決まらない〜〜という人(私はこの状態よくあります…)、さきした先生はオススメですよ!

 

私が特に好きなさきした先生の作品も貼っておきますね〜〜〜!

 

 こちらも3ヶ月連続刊行のひとつです!受けと攻めの感情のバランスがめちゃくちゃええ〜〜

 

 表紙の肉体美がすごい…おちくび様…。ドロドロ執着愛BL。不穏な感じもするけどハッピー甘々!!

 

バドエンも捨てがたいがやっぱりハッピーが良いよね!!!!!(クソでかボイス)

 

 

 

年上受けの可能性は無限大で、混乱しています

年上受けとクールキャラ受け、ツンデレ受けは割とセットなところありません?

 

アニメでも漫画でも私の推しはいつもクール系。ちょっと抜けてると尚いいです…。

BL抜きでそう言うキャラが好みです。

 

余談はここまでで、今日は年上受けのおすすめBL漫画を紹介します!

 

 

  • 百瀬あん 先生いじわるしないでください

 

 

こここここれ、本当に性癖ブッ刺さりなんですが、、、、、。バグが起きてしまう、興奮度

 

学生の頃に心理カウンセラーをやっていた先生と新人教師がお付き合いしている話です。すでに付き合っているところから始まるんですけど、攻めのワンコ系教師が彼氏としてどうなんだ!!と苦難する様子とか、ミステリアスな年上受けの雰囲気がもろ好き。愛す。ちなみに、百瀬あん様の新刊も楽しみにしている。

 

 

これは、がたいの良い受けが好きな方には全力で押したい作品です。有名塾の人気講師が見た目と年齢もあって、ずーっとタチをやってきたと言う感じ。バーで出会った帰国子女の爽やかイケメンと一夜を過ごすんですが、「あんた、俺に抱かれに来たんでしょ」と言われて、8年ぶりにネコになる激アツ展開。ドドドドどエロいので注意してくださいね 〜

 

 

 

 

  • 桜日梯子 年下彼氏の恋愛管理癖

 

 だかイチも良いのですが、この作品もダダダダイスキ。ミステリアスな年上受けが年下攻めを翻弄しちゃったり、不安にさせるのめちゃ好きなんですよね。急に語るじゃん。

 

この作品はその代表って感じで、生活力のない先輩の世話を焼く後輩のお話です。個人的には2巻の緊縛・寝取られが好きな後輩にちょっかい出され嫉妬で怒る攻めが好き好き。丁寧なストーリー展開かつ、エロも楽しめる作品ですね。おっとり、ミステリアス年上受けが好きなら必須科目です!!!

 

ハァ〜〜〜、年上受け好きだな〜。BLがあると毎日楽しいです。お金は減りますけどね!!!!

 

読んでいただきありがとうございました!!

 

だん

 

 

要するに世界がオメガバースに追いついた

BL漫画の属性は多種多様ですが、中でもオメガバースは近年盛り上がっていますね。

購入したもので印象に残ったオメガバースがあったので紹介しようと思います〜〜

 

そもそも、オメガバースとは???(既知の方はスルーしてください)

オメガバースとは海外発祥の特殊設定のことで主に二次創作から生まれたものとされている。公式的な設定はなく、各々の解釈で近年日本でも確立される設定のこと。

オメガバースの最大の特徴は、性別が6つに分類されること。男女の性別の中に、アルファ、ベータ、オメガの三つがあり、男性でもオメガは妊娠することができる。この設定こそがBL界で人気を得た理由と言える。

人口の割合としては、ベータ>アルファ>オメガと言う割合になっている。

 

とまぁ、ざっくり言うとこんな感じです。ちなみに、リブレさんが公式とするそれぞれのバース性(アルファ、オメガ、ベータの属性のこと)設定は以下のような感じです。

オメガバースって??02

オメガバースって??03

 

ここでポイントになるのが、社会的な地位がそれぞれのバース性にはあると言う部分です。アルファは優れた遺伝子とされ社会的な地位も高いです。一方で、オメガは低い地位にあるためその社会的な扱いの差が作品に影響していることが多いです。

 

オメガバースの説明はここらへんで割愛しますね。(既知の方はここからどうぞ〜)

オメガバースについてはtiktokの動画でも作成しました!(現在、4000回以上再生されている)

動画では少ししか紹介できなかったので、特に詳しく語りたい笠原さんについてつづりたいと思います!

 

 

「それでも好きです、笠原さん」 おまる

 あらすじ

“えっち より、ちゅー より、首を噛んで。”居酒屋でいつも愚痴を聞いてくれる優しいお兄さん。惚れ込んだら最後、ずっぽりと抜け出せない。――そつなくなんでもこなしてしまう器用なサラリーマン・秋山(あきやま)。彼は周囲から頼られることに嬉しさを感じる反面、過剰とも思える期待に嫌気がさしていた。笠原(かさはら)はそんな秋山の心のオアシス。酒を片手に優しく頷いてくれる笠原に、秋山はどうしようもなく惹かれてしまう。しかし好きだと自覚した瞬間、素っ裸で縄に縛られ、しかも息子に吸い付いている笠原さん!? 純情なサラリーマン×ワケありのミステリアス・ガイ。キスも告白もすっ飛ばして、全裸のお付き合い。居酒屋の常連同士から、いつの間にか掛け替えのない存在に…。ハイテンション、猛スピード、コメディと見せかけてじつはずっしりホロリとくる複雑な味わいが贅沢なエロティック・ラブストーリー。

 

 

この作品の見所は、バース性に対する感情が丁寧に描かれていることです。

 

アルファであることから何事も器用にできてあたり前とされてきた秋山(攻め)。対するはオメガであるため、存在を否定されてきた笠原(受け)。2人のバース性と自分の存在について、考える様子がとてもいいんです!!!!(圧)

 

互いの存在から受け取った言葉や行動から、彼らの考えを変えて進んでいく姿が素晴らしい。

 

ストーリー構成もしっかりしつつ、笠原さんの余裕のある大人感がたまらない。余裕のある受けが結構好きです。

 

そして、ここからはあくまでも私の考察なのですが……。バース性について考える姿をすんなり受け入れられたのは、LGBT+であったり性別としてどうあるかよりも自分らしさという姿にジェンダーが徐々についてきている社会があったからだと思います。

 

少しわかりにくいのですが、つまり

オメガバースにおける構図

自分らしさ(性とは関係無く個人の性格や性質)⬅️バース性(社会的地位や特性)

 

現代社会のジェンダー構図

自分らしさ(生物学的な分類では無く、自己がどんなものか)⬅️ジェンダー(社会的な分類)

 

 

 この部分の共通性があるから自然と作品を読む人も感情移入できるのかな〜と感じました。読んでいる人がみんなそうやって考えて読んでいるわけでは無くて自然とできているイメージです。笑

 

自己満な考察なんですけどね〜〜

 

オメガバースに世界が追いついているのは素晴らしいこと

愛って素晴らしい!!

 

BLはこういうことに気がつかせてくれるから好き

 

それでは、また次のブログで〜!!

 

 

 

 

 

結局、人類はツンデレ受けが好きなんだろ(傲慢)

傲慢なタイトルですが、そう思ったのは訳があります。ツンデレ受けを紹介したtik tokの動画の伸び率が高い!!!!そうです、結局のところ人類はツンデレ受けが好きなんです。そう確信しました。

 

そもそもですがなぜtik tokを始めたかと言うと、どうにかこうにかBLへの思いを消化できる場所はないかと右往左往していたところたどり着いたのでした。(しかし、動画の撮り方が分からずJKの妹に伝授していただく……。)

 

まだ始めたばかりなので、ガイドラインに引っ掛かり削除されたりコメントへの返信の仕方が分からなかったりと悪戦苦闘しています。(これを書いている最中に確認したら、再投稿したものも削除されてしまいました……。どうしたら……。)

 

まぁ、気を取り直して、動画で紹介しきれなかった魅力をつづっていきます〜〜。

ナカまで愛して 百瀬あん

 

大好きな作家、百瀬あんさん!とにかく絵が可愛い、絵柄好きすぎる。全作品買うほどのゾッコンな作家さんです。


この作品は、「外見だけを見て判断する奴は嫌い」と言う受けのひねくれ毒舌姫 楪 郁己(受け)と外見至上主義なモテ男 常盤 蒼司(攻め)がCPのお話。

可愛い顔と思い楪を見つめていると「きもいから見ないで」と言われる始末。可愛い顔で毒舌なのが萌え。

まぁ、そんな楪が偶然見知らぬおじさんとホテルに入っていくところを目撃し常盤はそれを止めます。写真をばらまくぞと脅し奇妙な関係が始まります。

 

ストーリー展開としては割とフランクな感じです。Hシーンが多めで、ツンツンしている楪がトロトロになっちゃうところが本当に可愛い。好き。ツンデレ好きだわ〜って人は必読です。必修科目です。


鬼上司、獄寺さんは暴かれたい あらた六花 (+番外編)

 

 

 

 

自分にきつく当たる鬼上司(受け)の趣味が、実はランジェリーを着ることだったと気付いてしまい……!と言うお話なんですが、

 

一見脅してオラオラ系だと思ったのですがどうやったら獄寺さんの恋人になれるのかワンコ系部下(攻め)が奮闘する甘甘系の作品。

何より、ま〜〜〜〜〜じで、獄寺さん可愛い。天然で抜けてて、恥ずかしがり屋でと言う典型的なツンデレ受け!(あとで紹介するだか1が好きな人はこの作品も好きな気がします!)

 

番外編では出張から帰ってきた獄寺さんをお迎えする庄司くんとのイチャラブが見れます。ネタバレになりますが(毛ネタ最高でした。


エレベーター・ストラテジー 春之

 

エレベーター・ストラテジー (onBLUE comics)

エレベーター・ストラテジー (onBLUE comics)

  • 作者:春之
  • 発売日: 2018/03/10
  • メディア: Kindle
 

 

何かと嫌なことを言ってくる完璧な同期、小柳(攻め)。ロン毛ツンデレ系な受け高杉が、絆されていく姿が可愛いすぎる作品です。

 

エレベーターから始まる関係なのですが、鏡プレイやらなんやらで萌なストーリー。過去の男に絡まれ悩まされる高杉を見て、小柳がとった行動がまじでスカッとジャパン並です。絵柄が独特な感じはあるんですけど、それが受けの顔を引き立ててめちゃくちゃいいんですわ〜〜〜〜。


抱かれたい男1位に脅されています 桜日梯子

 

 

 

桜日梯子ファンブック

桜日梯子ファンブック

  • 作者:桜日 梯子
  • 発売日: 2015/12/24
  • メディア: コミック
 

 

はい、最後は有名作品。抱かいちです。桜日梯子さんの作品はストーリのメリハリがありつつ、心情描写も繊細でかつHシーンの受け顔が最高な作家さんです。

 

いろんな作品がありますけど、中でもだかいちは西條さん(受け)の泣き顔が最高にエロいです。アニメと漫画だと展開がだいぶ違うのですが、どちらもいいです。

 

個人的には漫画の方が読み応えもあるし、サブ的なストーリも読めるのでおすすめです。何より、俳優CPなのですが出演作品のドラマや、舞台、CMまで細かく設定されていて本当にすごいです……。ファンブックも必見です!

 

(高校?中学?のころまだBL作品を買うことが恥ずかしくて、だかいちを買うのにドキドキしながら買っていました笑 ファンブックも誰にも見られないようにもうダッシュでレジに向かったのがいい思い出)

 

ざっと紹介しましたが、ツンデレ受けが最強だぜというお話でした。笑

 

ツンデレ受けと、年上受けばかり集めてしまいます。本棚を見ると自分の好みがわかるの面白いですよね。笑

 

次回は何書こうかな〜(オメガバースあたりを書きたい!